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「クラリチン」で花粉症のくしゃみや鼻水を改善しよう

2019年10月23日

鼻水やくしゃみといった症状は花粉症に苦しむ多くの人が感じる症状です。人間は細菌やウイルス、花粉といった異物が体内に侵入すると攻撃をするのと同時に、抗体を作り体を守ります。抗体を作った後再びその異物が入ってきたときは、悪いものとして認識し追い出そうとしますが、この行動が行き過ぎてしまうと様々な症状を引き起こすのです。

かゆみに対してはヒスタミン受容体が関係しています。ヒスタミン受容体はヒスタミンの受け皿のようなものです。花粉が体内に入ると抗体ができますが、この抗体がヒスタミンを含んでいる肥満細胞と呼ばれる細胞とくっつき、次の花粉に備えて体で待機しています。次に同じ花粉が入ってくると、花粉と体の中の抗体が反応し、肥満細胞を刺激してヒスタミンを放出してしまうのです。

ヒスタミンが脳で働くと脳がかゆいと感じ、かゆみが生じます。同時に鼻や目、口の粘膜にも刺激を与えるので、さらにかゆみや鼻水といった症状が起きてくるのです。本来くしゃみや鼻水は花粉を追い出すために行われるもので、体を守っている状態です。この行動があまりにも過剰に起こらないよう、抗ヒスタミン薬はヒスタミンをブロックし、症状が出にくい状態にするのです。

抗ヒスタミン薬のクラリチンも、ヒスタミンをブロックすることができます。クラリチンの主成分はロラタジンで、アレグラと同じように眠気が出にくくなっています。花粉症の初期療法として用いられることが多く、花粉が少ない時期から服用を開始し、花粉に対する反応を鈍らせます。

クラリチンは、1日に1回食後に服用します。眠気が強く出る薬は就寝前に服用することが多いのですが、クラリチンの場合眠気が少ないので、食後でも大丈夫なのです。そして1日に1回の服用であり持続時間が長いので服用のし忘れなども起きにくいです。副作用としては眠気や倦怠感、腹痛、口の渇きなどがありますが、副作用が出るのはまれです。

花粉症は春のほんの一時期だけでなく、アレルゲンとなっている花粉の数が多いと長い間症状に苦しみます。こういった症状を上手にコントロールすることが必要で、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を服用しながら様子を見ていくのが一般的です。長期に渡って服用するので持続時間が長いものを選ぶようにすると、飲み忘れが起きず、外出先でも薬の心配をする必要はありません。

クラリチンなどの抗ヒスタミン薬を継続的に服用し、アレルギーの不快な症状を改善していくことが大切です。